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初めて猫を連れて来た日の注意
部屋に入ると、最初は大抵、ものめずらしくあちこちを物色しまわります。
臆病な 猫は物陰に隠れて出てこないことが有りますが、
慣れればあちこち物色します。
部屋の壁から、カーテンの臭いなど、隅から隅まで臭いを嗅ぎまわります。
こう して猫は、自分の住む環境を納得いくまで探索してから初めて安心するのです。
落ち着いてくるとやがて、毛づくろいを始めます。ここまで来れば、
気分はやっと落ち着いた合図です。
連れて来たら一番最初にトイレを用意します。
猫の排泄物の臭いのする砂があれば安心してそこがトイレだと理解します。
(市販の猫用トイレを用意しておけば通常すぐに覚えます)

猫が一番、通りかかりそうな場所で目につくところに置きます。
できるだけ何かで隠れて安心できるような椅子の下や物陰などが良いでしょう。
部屋が広くて心配な場合は、3〜4個のトイレを設置しておき、
なれてきたら一つずつトイレを減らしていき、最後に1つにします。
また、トイレの置き場も覚えてしまえば少しずつ部屋の隅などの
猫が落ちつく場所に設置します。
猫は環境の変化にとても敏感な動物です。
乗りなれない乗り物に揺られ、違う環境に連れて来られ、不安と興奮で
疲れています。連れて来られた場所が急に前の環境と異なったり、
小さい子供がいたり、他の猫がいれば尚更です。
出来るだけそっとしておいてあげましょう。むやみに抱き上げたり騒いだりしてはいけません。
だからといって放っておくのではなく、どこで何をしているか、気を配って
優しく声をかけてあげることは大切です。
隅 にうずくまっているときなどは、そっと近寄り優しく撫でてあげます。
唸ったり逃げようとして暴れる時はそれ以上近寄ってはいけません。
唸る時は、必死に身 を守ろうとしている精一杯の保身術なのです。
腹をたてて叱り飛ばすことはありえないでしょうが、そっと離れて様子を見守りましょう。
感受性の強い猫は、環境が変わってすぐには餌や水すら口にしませんが、
一日すぎてお腹がすいてくれば大体食べ始めるものなので心配はありません。
人間の起きている時は怖くて出歩かない猫も、寝静まった時に夜の間に
置いておいた餌や水をたいらげていたりします。

寝る前には餌と水を猫の行きやすい場所に用意しておき、ここだよ、と教えてあげましょう。
元からの先住猫がいる場合
大 抵、元から飼っている猫がいる場合は、すぐには仲良くなることは少ないようです。
どちらかの猫がにらみ、喧嘩をしかける、という事もよくあることですが、 飼い主が両方に対して
喧嘩の仲裁に入り、特に古くから飼っている猫を優先して可愛がって諭してやります。
その後、新しく仲間になった猫を撫でて、両方を対等に可愛がっている様子を両方に見せます。
こうすることで、互いに飼い主にとっては同じ存在なのだということを理解し、
妥協するようになります。
最初はこ んな険悪な状況で飼えるのか心配になると思いますが、
仲が悪いのも最初の3日だけです。

当日 1週間後 2週間後
飼い主がやたらと動揺してぎくしゃくしてしまっては、
猫のほうもど うしていいかわからなくなります。
喧嘩しようと、唸りあおうと、「これから仲良くなるまで」と気楽に過ごし、
片方が傷を負いそうな喧嘩をしたらすぐに仲裁 に入るようにして下さい。
最初の一日だけは、できるだけ猫同士だけにして外出するのは避けて下さい。
(仕方ないときは新しい猫はケージに入れてください)
先住猫にしても新しく来た猫にしても飼い主の助けがなければ
不安と困惑でパニックになってしまいます。不安な猫にとっては飼い主の存在だけが
頼りです。とりあえず側にいてなだめる。これだけで安心するものです。
このようなことを含めて、猫を飼う場合は、仕事をもっている人でも
出来れば連休前に連れてくる、連休がなければ休みの前の日の夜の連れてくるなど、
猫が安心して環境に慣れるまでの配慮をしてあげると良いと思います。
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